時計豆知識

時の記念日@時計情報

6月10日は、時の記念日です。

これは天智天皇の時代に、漏刻(水時計)が設置され、宮中に時がつげられ
るようになったのを記念するものです。

これを太陽暦に直すと671年の6月10日になるため、この日が時の記念日に制定されました。
制定は大正9年のことです。

もっとも、日本書紀によれば漏刻は実は斉明天皇6年5月に皇太子(天智天皇,
当時は中大兄皇子)の命により既に設置されていました。しかしその日付が
不明であるため、日付の明確な天智天皇10年の方が採用されています。

大雑把な目安しか提供できない日時計に比べて水時計はどうしても精密な
時刻を測ることができるものとして重用されましたが、その発明は古く、
BC16世紀にはエジプトで既に使用されていた記録が残っています。

天智天皇の時代にこの水時計の管理をしていたのは陰陽寮の漏刻博士たち
で二人で交替で水の量をチェックして鐘や太鼓で時報を鳴らしていました。

たいへん重要な役目ですので、居眠りしたり遅刻した場合の罰は出勤停止
や罷免など、たいへん厳しいものであったようです。

なお、当時使用されていた時刻は現在私たちが使用しているような、夏でも冬でも一定の時を刻む定時法です。

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